迷惑電話対策ラボ

年度末から新年度は引っ越しに伴い電話番号の加入者の入れ替りの多い季節。連番でかけた電話番号の相手の名前、住所、家族構成、住宅事情（一戸建て持ち家か？）など伺う自動音声電話が、毎年今頃頻繁にかかって来ます。目的は空き番号と最近入った番号（転出者と転入者）の調査も兼ねており、有人勧誘電話がかかって来る前兆です。個人情報が”裏名簿屋や逆引き104”に流れる恐れがあります。 ★持ち家以外縁のない住宅設備の勧誘は、住宅事情や経済力の調査も兼ねています。 ”うちはアパートです。”なんて安易に答えると今後、執拗悪質な住宅販売や株投資業者からかかって来る恐れがあります。 ★★あなたの個人情報が他の業種に流れると、社会で大問題になっている凶悪事件の被害に遭う恐れがあります。 ★★★受話器を取る際、絶対に自分の名前を名乗らない。名前を確認せず要件を話すなら“私の名前は何ですか？”と逆に伺い“連番でかける電話は一切お断り“と強く断り相手にせず切る事。 ※ニュースによると、福島県で電気の小売業を装った自動音声アンケートの個人情報を聞き出す「電力自由化センター」という実在しない会社名の不審な電話が相次いでいます。 ●発信元の番号は、自動音声発信装置を貸す業者所有で違法性は無く警察は捜査に立ち会いませんが、このような手口で収集した個人情報が他の業種と共有され凶悪犯罪に利用される恐れがあります。